2007年06月04日

Live Search Booksがパワーアップ - Google対抗、販売書籍も読めるように

Live Search Booksがパワーアップ - Google対抗、販売書籍も読めるように
http://journal.mycom.co.jp/news/2007/06/04/016/
2007/06/04
湯木進悟

米Microsoftは、Windows Liveサービスの「Live Search Books」β版のバージョンアップを発表した。新たに複数出版社と提携して、著作権のある販売書籍などのオンライン表示機能などが追加されている。

これまでLive Search Books(英語版)では、著作権で保護されていない書籍の閲覧が可能とされてきたものの、同社は今回、Cambridge University Press、Harvard University Press、MIT Press、Oxford University Press、Simon & Schuster、Taylor & Francis Group、The Perseus Books Group、University of Massachusetts Press、Yale University Pressを始めとする、数多くの出版社との提携をアナウンス。提携によって、オンライン掲載が許可された著作権で保護されている一部の販売書籍などに関しても、閲覧できるようになったという。今後も複数出版社との提携強化などが計画されているようだ。

また、同社はインタフェースデザインの改良も図り、表示される書籍データの画質向上を実現したとしている。検索キーワードに応じてリストアップされる書籍が、どの程度までオンラインで無料で読めるかなどの情報がクイック表示され、全文を読める書籍のみに検索結果を絞り込むことも可能。詳しく内容を見たい書籍をクリックすると、専用ビューア画面が立ち上がり、ズームイン・ズームアウト、ページフリップ、カウンタ、表紙や目次へのジャンプ、全文ダウンロード、購入ショップへのリンクなどが表示されて、快適な閲覧が行えるとされている。

なお、同社は今回の発表において、提携出版社との合意に至っている書籍のみが閲覧可能で、著作権侵害行為は一切ないとするコメントを発表。無許可で著作権保護された書籍も閲覧可能にしているとされる、米Googleの同種のサービス「Google Book Search」を批判する姿勢も明らかにした。
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「Live Search Books」で著作権のある書籍の検索を開始

「Live Search Books」で著作権のある書籍の検索を開始
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2007/06/04/15925.html

「Live Search Books」の検索結果画面。書籍の中における検索語句の出現箇所を示したグラフも表示されている
 米Microsoftは1日、同社のサーチエンジン「Live Search」において、著作権の保護期間内の書籍を対象とした検索を可能にしたと発表した。このサービス「Live Search Books」ではこれまで、著作権が切れたパブリックドメインの書籍の検索しか提供していなかった。

 今回、Microsoftは著作権を保有している出版社と交渉し、インデックス作業に同意した出版社の書籍のみをLive Search Booksにインデックスしたという。合意した出版社の中には、Cambridge University Press、Harvard University Press、John Wiley & Sons Publishing、McGraw-Hill Companies、MIT Press、Oxford University Press、Pearson Education、Springerなどが含まれている。

 これらの書籍をスキャンする際には、最高品質の画像を検索結果として提供できるように注意が払われたとしている。さらに書籍をきれいに拡大・縮小することも可能だ。検索結果は、学術論文を検索する「Live Search Academics」で既に導入されている2ペインのユーザーインターフェイスが採用された。左側に検索結果一覧が表示され、各検索結果の上にマウスカーソルを重ねていくと、右側のペインに書籍の詳細な情報が表示される仕組みだ。

 Live Search Booksではこれを一段と改良し、書籍の中で検索語句が出てくる場所の密度をグラフで表示するようになった。それによって書籍のどの部分に自分が知りたい情報が含まれているかを容易に見分けることができる。

 検索の結果、書籍を購入したい場合には、出版社やメジャーなインターネット書店へのリンクも提供されている。


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関連情報

■URL
  Live Search公式ブログの該当記事(英文)
  http://blogs.msdn.com/livesearch/archive/2007/06/01/live-search-books-now-with-in-copyright-content.aspx

( 青木大我 taiga@scientist.com )
2007/06/04 12:19

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2007年06月02日

MSのLive Search Books、著作権のある書籍の内容も検索可能に

MSのLive Search Books、著作権のある書籍の内容も検索可能に
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0706/02/news009.html
2007年06月02日 08時59分 更新

パートナー出版社の協力により、著作権のある書籍の内容を検索、一部を読むことができる。

 米Microsoftは6月1日、「Live Search Books」β版で著作権のある書籍の内容を検索できるようになったと発表した。

 Live Search Booksでキーワードを入力して検索すると、関連する書籍タイトルの一覧が表示され、書籍の内容が閲覧可能かどうかが示される。このプレビューページには、表示可能な書籍の場合、表紙写真、概要、目次なども表示される。また書籍の内容の何ページまでを閲覧できるかもここで分かる。


 書籍を選択し、キーワードで検索すると、情報が含まれるページが関連性の高い順番で表示される。

 書籍内検索が可能なのはMicrosoftのパートナー出版社が許可した書籍のみ。パートナー出版社としては、Cambridge University Press、John Wiley & Sons Publishing、McGraw-Hill Companies、MIT Press、Simon & Schuster、The Perseus Books Groupほか多数が名を連ねている。
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2007年05月25日

カーネギーメロン大学,画像認証を書籍デジタル化に活用するサービス「reCAPTCHA」

カーネギーメロン大学,画像認証を書籍デジタル化に活用するサービス「reCAPTCHA」
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20070525/272324/?ST=security

 カーネギーメロン大学は米国時間5月24日,CAPTCHAと呼ばれる画像認証技術を書籍のデジタル化に活用するオンライン・サービス「reCAPTCHA」を発表した。同サービスでは,CAPTCHAによるユーザー認証を行う際,通常の認証用画像と一緒に,書籍デジタル化で歪んだ文字スキャン画像も表示し,両画像に対応する文字を入力してもらうことで認証と書籍デジタル化を同時に処理する。
 CAPTCHAは,ユーザー認証などで必要なパスワード文字列を歪ませるなど,故意に読みにくくした画像として画面に表示し,入力された文字列と元の文字列を比較する。これにより,実際に人間が手作業で入力しているかどうかを判断でき,プログラムなどを使った不正アクセスやスパム・コメント投稿などを防ぐ。
 reCAPTCHAでは,通常のCAPTCHAによる認証時に,デジタル化できなかった不鮮明な文字画像を表示し,適切な文字を入力してもらう。認証用の文字画像と書籍デジタル化用の文字画像を並べて表示し,ユーザーに両方の文字列を入力してもらい,正しい認証用文字列が入力された場合には,書籍デジタル化用の入力文字列も正しい可能性が高いと判断する。この作業を繰り返すことで,書籍デジタル化における文字認識の精度を高めていく。
 カーネギーメロン大学は米Intelの協力を得て,reCAPTCHAサービスを開発した。書籍デジタル化に関するコンソーシアムOpen Content Alliance(OCA)の活動支援を目的としており,個人ユーザーは無償で利用できる。トラフィックの多い商用Webサイトは有償となる。
 米メディア(CNET News.com)によると,reCAPTCHAシステムは5月22日に運用を始める。これまでに150サイトが導入し,8000単語のデジタル化を行ったという。

(ITpro)  [2007/05/25]
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2007年05月19日

Google Book Search、「デジタル化まだ」の本も検索可能に

Google Book Search、「デジタル化まだ」の本も検索可能に

デジタル化されていない本でも、あらすじやレビュー、所蔵図書館を探すためのリンクなどの情報が入手できるようになった。
2007年05月19日 08時37分 更新
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0705/19/news001.html

 米Googleは5月17日、書籍検索サービス「Google Book Search」のアップデートを公式ブログで発表した。Google Book Searchでは、世界の図書館と提携、書籍本文の全文検索ができるよう蔵書のデジタル化を進めているが、今回のアップデートは、まだデジタル化されていない書籍が対象。

 こうした「アナログ」書籍の検索では、本文の閲覧はできないが、あらすじやその書籍に関するレビュー、関連Webサイトなどの情報が入手できるようになった。また、その本がどの図書館に所蔵されているかを探したり、オンラインで購入するためのリンクも表示される。

 Googleでは、書籍のデジタル化を進めると同時に、デジタル化されていない多くの書籍も検索可能とすることで、Google Book Searchを最も包括的な書籍検索サービスにしたいとしている。

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2007年05月18日

Googleが新しい検索モデル「ユニバーサル・サーチ」への移行を発表、検索結果の「質」はどう変わったのか

Googleが新しい検索モデル「ユニバーサル・サーチ」への移行を発表、検索結果の「質」はどう変わったのか
http://markezine.jp/a/article/aid/1195.aspx
MarkeZine編集部 [著]
2007年05月18日 12:40

 米Googleは新しい検索モデルをもとにサイトを一新したことを発表。表示される検索結果は、一見これまでと変わらないようにも見えるのだが、多くの「検索の質」を変える試みがなされている。

 米Googleは5月16日、ユーザーが探している情報をより速く、より簡単に提供するための新しい検索モデル「ユニバーサル・サーチ」にもとづいて、ページのデザインを一新したことを発表した。

 Googleはこれまでも、1つのキーワードを入力するだけで、画像や地図など、タイプの異なる検索結果を同時に提供してきたが、今回それがさらに推し進められたようだ。下の画面はおなじみのGoogleのトップページだが、左上に「Web」「Images」「Video」…「more▼」というリンクが並んでいる。

 1回の検索で、これだけの種類の情報を同時に検索することができる。さらに、「more▼」をクリックすると、Googleが提供しているサービスがリスト表示される。お望みならば、ブログも特許情報も、あなたがGmailでやりとりしているメールも検索しますよ、というわけだ。

GoogleはWeb上にある多様な情報を検索とするだけでなく、Googleが提供している各種サービスを使って集められた情報も検索対象にすることができる。

 このタイプの異なる検索結果へのリンクは、入力されたキーワードによって、特に関連性の高いものが「Google」のロゴの下にも表示される。たとえば「marketing」というキーワードで検索すると、マーケティング関連の本が多くあることから、ロゴの下に「Web」「Books」「Blogs」「Groups」「News」「Scholar」というリンクが並ぶ(上の「darth vader」で検索したときの画面と比較してほしい)。この「Books」をクリックすると、GoogleのBooks Searchに飛び、マーケティング関係の書籍が表示される。

「marketing」で検索して「Books」リンクをクリックすると、「Books Search」へ移行(上)。書籍をクリックすると内容の一部が表示され、キーワード部分がマーカー表示される(下)。

 「ユニバーサル・サーチ」のねらいは、多種多様なWeb上の情報を等しくシームレスに扱うことだけではない。Googleは、「ダース・ベイダー」で検索した人は、ダース・ベイダーとそれを演じた俳優に関するすべての情報に興味があると判断し、キーワードとの関連性の高い順にそれらの情報を表示する。その検索結果は、関連性のランキングでありながら、ダース・ベイダーに関する1冊の本のように、ポイントを押さえ、バランスのとれた情報のセットを提供する。Googleは、この情報の質を上げようとしている。

 発表された資料では、「ユニバーサル・サーチ」導入による変化は、使っている人は最初は気づかないほど微妙なものだとGoogle自身が認めている。しかし、この微妙な変化のために、Googleは現在、技術的な基盤を整備し、異なるタイプの情報を比較してランキングを生成するメカニズムをアップグレードする第一段階にあることを発表している。

 また、Googleは、実験的な検索サービス「Timeline View」と「Map View」をGoogle Labsで公開したことも発表している。人名などを入力すると、時間軸に沿って、あるいは地図上でその人物の軌跡や情報を追うことができる新しいサービスだ。

「George Washington」で検索すると、「Timeline View」(上)では、上部に時間軸が表示され、年ごとに情報が表示される。「Map View」(下)では、大統領ゆかりの地が表示される。

プレスリリース:"Google Begins Move to Universal Search"
参考:「グーグル、「ユニバーサル検索」モデルに対応した新デザインのサイトを披露」(CNET Japan)
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2007年05月17日

フランス大統領選挙をGoogle Earthでリアルに見る

フランス大統領選挙をGoogle Earthでリアルに見る
http://blog.nikkeibp.co.jp/arena/google/2007/05/google_earth.html
2007年05月17日

 5月6日、フランス大統領選挙の決選投票が、ニコラ・サルコジとセゴレーヌ・ロワイヤルの間で行われた。結果、国民運動連合のサルコジが53.06%の得票を得て当選。社会党の女性候補のロワイヤルの得票率は46.94%だった。

 僅差ともいえないけど大差というほどではない。接戦だった。そのようすはフランスの地域ごとに見るとどうだったのか。Google Earthでリアルに見ることができるのだ。すごくリアルに。

 Google Earthの左側にある「レイヤ」で、ビューを「すべてのレイヤ」とすると、フランス国旗配色のボール・アイコンで「2007年フランス大統領選挙」というレイヤーが出てくるはず(出てこなかったらGoogle Earthを最新版にしよう)。このレイヤーをチェックして、あとはフランスを眺めるだけだ。

「レイヤ」で、ビューを「すべてのレイヤ」を選び、「2007年フランス大統領選挙」のレイヤーをチェックする


 最初は画面全体にフランス国土全体が収まる感じの縮尺にするといいだろう。それから南部か北部かといった感じでズームしていく。すると、日本の県より小さいしそうな行政区分ごとに女性の横顔でブルーのアイコンと濃いピンクのアイコンが現れるはず。ブルーがサルコジで、ピンクがロワイヤルだ。つまり、その地域で優勢だった大統領選挙がGoogle Earthで一目でわかる。

 ざっと見て回ると、南部でロワイヤルが優勢で北部はサルコジが優勢だったんだなという感じがつかめる。

地域ごとに優勢の大統領候補がブルー(サルコジ)とピンク(ロワイヤル)のアイコンでわかる。


 これだけでもおもしろいんだけど、特定の地域に接近して、さらに地図上の地平を傾けていくと、細かい地域ごとの得票数が立体の棒グラフになって現れてくるのだ。接戦地域にズームアップしていくと、棒グラフの立ち方で選挙戦の熱狂がニュース報道とは違った形で伝わってきて面白い。

詳細な地域に接近して、地形を傾けると、得票数が棒グラフになって現れてくる。

 これってたぶんもうGoogle Earthの使い方としてスタンダードになっているんだろう。きっと、来年11月の米国大統領選挙にも同じようにGoogle Earthが活用されるに違いない。じゃあ、この夏の日本の参議院選は ……たぶんこういう取り組みはないんじゃないかな。


投稿者 NobumasaSatou : 2007年05月17日 12:25
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スコットランド国立図書館、蔵書をデジタル化へ

スコットランド国立図書館、蔵書をデジタル化へ
http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000056020,20348998,00.htm
文:Julian Goldsmith(Special to CNET News.com)
2007/05/17 17:00

 スコットランド国立図書館はその蔵書をデジタル化し、オンラインで提供するという360万ドルのプロジェクトを立ち上げた。

 1925年に設立された同図書館は、中世の書籍から最新の小説にいたるまで、英国内のあらゆる出版物を保有している。

 また、同図書館は稀少書籍のみでも100万冊を保有している。こういった書籍の多くはオリジナルの出版物であり、その年代は1455年にまで遡る。こういったコレクションの中心はスコットランドの資料である。

 同図書館の情報およびコミュニケーション技術マネージャーであるDavid Dinham氏は、蔵書を電子的に保存することで、書籍を災害から保護するとともに、稀少かつ貴重な書籍を一般の人々に閲覧してもらいやすくすることができると述べている。これまで、痛みの激しい古い書籍はその保護が優先され、一般の人々の閲覧が制限されていた。

 このプロジェクトの一部はGlasshouse Technologiesが担当することになっており、同社は蔵書の保存に必要な100テラバイトの新しいストレージインフラの設計と実装に関するコンサルタントサービスを提供することになる。

 Glasshouse Technologiesは、コンサルタントとして、図書館がスコットランド行政部からの資金を得るための支援も行う。同社は2009年までこのプロジェクトにかかわっていくとされている。

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米Googleが検索結果表示の統合を発表、画像やニュースなど一覧可能に

米Googleが検索結果表示の統合を発表、画像やニュースなど一覧可能に
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2007/05/17/15730.html

 米Googleは16日、画像やニュースなど、これまで別々に分かれていた検索結果をまとめて表示することなど、同社の基幹ビジネスである検索エンジンにかかわる重要な発表を行なった。
 それ以外にも、Googleの検索結果順位を定める検索アルゴリズムのアップグレードの準備をしていることや新しいユーザーインターフェイスを発表したほか、実験的ユーザーインターフェイスも公開した。

● 検索結果を統合した「ユニバーサルサーチ」

 今回、Googleが発表したのは、動画、画像、ニュース、地図、書籍、Webに分かれていたサーチエンジンの検索結果を1つに統合し、表示することだ。これは同日付で、英語版のGoogleで開始されている。同社ではこのサーチエンジンの方向性を「ユニバーサルサーチ」と呼んでいる。

 例えば、スター・ウォーズの登場人物である「ダース・ベイダー(Darth Vader)」について検索するとしよう。ダース・ベイダーに関心を持つ人は、スター・ウォーズについて述べたWebページだけに関心があるわけではないのは明白だ。しかし、これまでは画像や動画を見つけたい場合、別々の検索行動をする必要があった。新たに導入されたユニバーサルサーチによって、一度検索するだけですべての情報が入手できる。

 実際、ダース・ベイダーを検索してみると、ダース・ベイダーのパロディ動画、画像、スター・ウォーズ製作元のルーカスフィルムに関するニュース、ダース・ベイダーを演じた俳優に関するWebサイトなどがそれぞれ重要な順番にランキングされ、まとめて表示される。一度検索するだけですべての情報が手に入ることは、ユーザーの利便性を大幅に高めると言える。

 このユニバーサルサーチでは、まだすべてのデータが反映されているわけではないという。反映されるデータの量は、時間とともに徐々に増えていく。Googleでは、このユニバーサルサーチの検索結果を取り扱うために必要な計算パワーを確保するために新しいインフラを構築し、配備するプロセスにあるという。そして、これに合わせて、検索順位を決定するためのランキングメカニズムをアップグレードする予定だ。

 アップグレードされたランキングメカニズムの詳細は明らかになっていないが、動画、画像、Webなどさまざまなタイプの情報を比較できるという。これまでと同様、Googleの検索結果はアルゴリズムによって自動的に決定されるとしている。これについて、Googleのエンジニアリング担当バイスプレジデントであるUdi Manber氏は「Googleにおける検索イノベーションのレベルとスピードは増加した。ほとんどのイノベーションは基本的なランキングアルゴリズムの問題を修正しており、ユーザーが気付くことはほとんどない。ユーザーはただ、より正確な結果をより頻繁に、より多くの言語で見ることになる。それが我々の主要な目標だ」とコメントするにとどまった。

 ユーザーインターフェイスにも変更が加えられた。検索結果のすぐ上に、関係のある情報へのリンクが表示されるようになったことはその1つだ。例えばプログラミング言語の1つである「python」と入力すると、Google Blog Search、Google Book Search、Google Groups、Google Codeを検索できるリンクが表示される。これにより、別の検索を行なえばさらに詳しい情報が得られることをユーザーに通知する。

 また、「Google.com」トップページのユーザーインターフェイスも変更された。これまでは、検索フォームの上にGoogleのさまざまなサービスへのリンクが表示されていたが、これからは左欄上部にGmail、Google Calendar、Google Docs & Spreadsheets、Picasa Web AlbumなどのGoogleサービスや製品へのリンクが表示される。



● キーワードの出現頻度の時系列表示や地図表示の実験も

 これら正式サービスとして発表されたものに加えて、Googleでは新たにサーチエンジンにかかわる実験的なサービスも公開した。これは、Google Labsの中で公開された「Google Experimental Search」である。このサイトでは、サーチエンジンに関係するさまざまな実験的技術が公開され、ユーザーからのフィードバックに基づいて改良されていくことになっている。

 今日の時点で公開されているのは4種類のサーチエンジンとユーザーインターフェイスだ。興味深いのは検索語句の出現頻度を時系列、地図上に表示する機能だ。例えば「Albert Einstein」や「George Washington」などと入力すると、出現頻度とともにその人物の人生を概観できるような検索結果が表示される。また地図上に出現頻度を表示させることもできる。

 別の実験では、サーチエンジン検索結果画面でのキーボードショートカット機能が用意された。ユーザーインターフェイスの実験として、左欄や右欄に表示されるリンクから、徐々に検索結果を絞り込んでいくインターフェイスが公開されている。

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関連情報

■URL
  ニュースリリース(英文)
  http://www.google.com/intl/en/press/pressrel/universalsearch_20070516.html
  Google Experimental Search(英文)
  http://www.google.com/experimental/

( 青木大我 taiga@scientist.com )
2007/05/17 13:23

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2007年05月16日

ローザンヌ大学図書館、“Google Book Search”に参加

2007年5月16日(水曜日)
ローザンヌ大学図書館、“Google Book Search”に参加

2007年5月15日、スイスのローザンヌ大学図書館が“Google Book Search”に参加することを発表しました。
17〜19世紀にかけてのフランス語図書を中心に、約10万冊を電子化するとのことです。また、大学のプレス・リリースや“Google Librarian Central”の記事によると、日本語図書も電子化の対象に含まれるようです。

100′000 livres de la BCU numerises:avec l’aide de Google Book Search
http://www.unil.ch/Jahia/site/bcu/cache/off/
pid/16159?showActu=1179242022222.xml&actunilParam=news

Welcome, Lausanne University Library
http://librariancentral.blogspot.com/2007/05/welcome-lausanne-university-library.html

University of Lausanne and Google make thousands of French books available online
http://booksearch.blogspot.com/2007/05/university-of-lausanne-and-google-make.html

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