2007年07月18日

Googleブック検索で“日本語の本”だけ検索する

ITmedia Biz.ID
Googleブック検索で“日本語の本”だけ検索する
2007年07月18日 15時01分 更新
http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0707/18/news045.html

Webと書籍は相性がいいのか、ブログでも書評というのは1つのカテゴリーになっている。先日スタートしたGoogleブック検索をうまく活用するには?


 先週のアクセストップに輝いたのは、「読んだ本を忘れない5つの方法」。あくまで一例ですが、本好きな筆者の工夫を紹介した記事だ。Webでの検索が当たり前になり、雑誌や新聞はWebに喰われる……なんてこともささやかれる昨今だが、『印刷界OUTLOOK2007』によると、2006年の書籍の推定販売部数は前年比2.1%増。部数・金額とも2年ぶりに増加したという(データは出版月報2007年1月号より)。一方で月刊誌、週刊誌の落ち込みは激しく、前年5%減程度のペースで減少しているようだ。

 少なくとも筆者の場合は、Webの活用により以前よりも書籍の購入冊数は増えた。特にAmazonの利用と図書館をWebから活用できるようになったこと(6月27日の記事参照)が大きい。Webを敵視するのではなく、うまく活用することが売上向上にも結びつくのだろう。2006年の書籍販売額増加の大きな要因の1つとしても、オンライン発祥のケータイ小説のヒット──なども挙げられている。

 同じように、Webを活用した書籍関連サービスとして7月5日にGoogleが開始した「Googleブック検索」も面白い。まだ冊数は多くないが、○○について触れている書籍を余さず買ってみよう──なんてときに役立つ日が来るかもしれない。

 このGoogleブック検索、キーワードで検索した場合に日本語の図書以外も引っかかってしまい、ノイズになるのが玉に瑕。漢字のキーワードなら大丈夫というわけでもなくて、今度は中国語の書籍がヒットしたりもする。

 そんな時に見つけたのが、ブログ「MediaLab Love」で公開されている「Google、Yahoo!でむりやり日本語検索する」ブックマークレット/Greasemonkeyスクリプトだ。ブックマークレットのほうは、何でもいいのでブックマークを作成してプロパティを開き、掲載されているスクリプトをURLの欄に貼り付ければいい。

 検索結果に、「どうも日本語じゃない書籍(サイトも可)が含まれているなぁ」と思ったら、ブックマークレットを実行させる。すると検索結果が日本語のものに絞られるのだ。仕組みは「MediaLab Love」を読んで頂くとして、精度はかなり高い。

 検索ノイズに困ったことのある人にはお勧めだ。

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2007年07月17日

慶応大学がグーグルの図書館プロジェクトのパートナーに

慶大の蔵書をグーグル検索!日本初!世界では26番目
慶応大学がグーグルの図書館プロジェクトのパートナーに
2007年07月17日
http://news.study.jp/business/0500/070717_197.html

 慶應義塾大学の図書館には 200 万冊以上の書籍があるが、今後、著作権の保護期間の切れた書籍約 12 万冊を対象として、Google と協同して書籍のデジタル化に取り組む、と発表した。

 慶大は日本の図書館としては初めて、Google ブック検索 図書館プロジェクトとして、パートナーシップをとり、世界中のグーグルユーザーが、Google ブック検索で検索をすることにより、書籍の閲覧をすることが可能になるという。

 Google ブック検索は、現在、書籍は 2 つの方法でデジタル化されている。
1つはパートナープログラムであり、これは書籍の販売促進のために出版社から書籍をいただき、一部のページのみ閲覧可能とするもの。
 もう1つが図書館プロジェクトであり、著作権の保護期間の切れた書籍を対象にスキャンを行うものである。
 

慶應義塾図書館長の杉山伸也氏は、このプロジェクト開始にあたり、以下のコメントをしている。 

 「創立 150 年を間近に控えたこのタイミングで、Googleというパートナーを得られたことを嬉しく思います。Google の図書館プロジェクトにより、デジタル化された慶應の蔵書が、国際的にも広く利用さ れ、世界の研究や教育の進展に貢献することができます。

 これは、創立者福澤諭吉が、 明治時代に情報やメディアの重要性をいちはやく認識して時代を先取りしたことを考える と、まさに慶應が日本で率先して行なうのに相応しいプロジェクトです」。

 この取り組みは日本で初めて、Googleブック検索ライブラリ図書館プロジェクトとしては、26 番目ということだ。


■Presented by Study.jp 学びタイムズ 070717
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2007年07月13日

グーグル・ブック検索をめぐる著作権論争・ネット時評

グーグル・ブック検索をめぐる著作権論争・ネット時評
http://it.nikkei.co.jp/internet/news/index.aspx?n=MMITs2000013072007
2007/7/13
城所岩生・成蹊大学法学部教授(米国弁護士)


 グーグルのブック検索サービスが日本でも本格的に始動した。7月5日から8日まで東京ビッグサイトで開催された「第14回東京国際ブックフェア」にあわせて、日本語サイトの開設と慶大図書館との提携という二大ニュースを発表した。米国では出版社との提携が2003年12月から、図書館との提携が2005年11月からスタートしているが、図書館プロジェクトについてはサービス開始前に訴訟が提起されるなど、著作権論争を巻き起こしている。(城所岩生・成蹊大学法学部教授)


ブック検索サービスとは

 グーグルのブック検索は、一言でいうと書籍の全文を検索して、ユーザーの興味にあった書籍を見つけ出すサービスである。

 ブック検索のページ(http://books.google.co.jp/)を開くと、ウェブ検索のページと同様、Googleのロゴの下に検索語句を挿入する枠があるだけのすっきりした画面が表示される。枠の下に表示されているのは「検索ユーザーと書籍の新たな出会い」というキャッチフレーズだ。

 ユーザーはウェブ検索と同じように検索語句をタイプする。検索語句と一致する内容を含む書籍が見つかると、その書籍へのリンクが表示される。リンクをクリックすると、書籍についての情報が表示されるが、表示方法は、書籍の著作権の有無、著作権のある場合は出版社との契約内容によって以下の4類型がある(同サイト内「Googleブック検索について」のページより)。

1)全文表示
 著作権が消滅している場合や出版社もしくは著者の許可のある場合は、書籍の任意のページを自由に閲覧できる。
2)部分プレビュー
 出版社もしくは著者の許可のある場合は、書籍の数ページを閲覧できる。
3)スニペット表示
 出版社もしくは著者の許可のある場合は、図書カードカタログのような書籍の情報とともに、検索語句を含む文章の一部がスニペット(抜粋)表示される。
4)プレビューなし
 出版社もしくは著者の許可のない場合は、「プレビューを利用できません」と表示されるが、図書カードカタログなどの書籍の基本情報は表示される。




 書籍の情報が表示される画面にはアマゾンほかオンライン書店へのリンクも張られており、購入が可能だ。そのオンライン書店で本を探す場合との決定的な相違は、ブック検索では検索語句が書籍名にない場合でも、本文内に存在するかどうか確認できる点にある。

 オンライン書店にとっては脅威でもあるが、検索語句が書籍名にない場合でもブック検索が拾ってくれる、と考えれば補完関係にあるともいえる。アマゾンの「なか見!検索」サービスも書籍の内容まで検索するが、対象が「なか見!検索」に同意した書籍に限られる。

 将来的には、グーグルはウェブ検索の検索結果表示にも書籍情報を含める予定という。そうなると、ネット上に情報を求めてきたユーザーの欲しい情報が書籍にあれば、彼らの需要も掘り起こせるというメリットをオンライン書店は期待できる。キャッチフレーズの「検索ユーザーと書籍の新たな出会い」が生み出すであろうこうした新たな需要に対して、グーグルが手数料を徴収しない点もオンライン書店にとっては魅力だろう。

 街の書店とも補完関係はある。「地域の書店を探す」という表示をクリックして、地名を入れると、グーグル・マップ上に書店の場所が表示される。将来的には在庫状況も表示する予定という。これにより、実物を見て購入するかどうか判断したいというユーザーや一刻も早く読みたいというユーザーの要望に応えられるわけである。

 書籍を図書館から借りたいというユーザーは、「図書館(英語)でこの書籍を探す」という表示をクリックして、地名を入れると、所収している近くの図書館がリストアップされる。ただし、「図書館(英語)で……」という表示のとおり、現時点では検索、結果表示とも英語である。


図書館プロジェクト

 グーグル・ブック検索は、二つの方法で書籍をスキャンし、デジタル化している。「パートナープログラム」によって、出版社から書籍を提供してもらう方法と、「図書館プロジェクト」によって、図書館から書籍を提供してもらう方法である。今回、わが国ではじめて図書館プロジェクトに加わる慶応大は、三田にある慶応義塾図書館の200万冊以上の蔵書のうち、創業者福沢諭吉の著書など著作権の切れた12万冊をデジタル化する。

 慶応義塾図書館は、世界的に見ると図書館プロジェクトに加わった26番目の図書館である。2005年11月のサービス開始時には、英米の5図書館が参加していた。数こそ5つだけだったが、ハーバード大、スタンフォード大、ミシガン大、オックスフォード大の図書館にニューヨーク市立図書館と、いずれも大図書館ばかりだった。

 実はグーグル・図書館プロジェクト開始直前の2005年10月、検索サービスでグーグルを追うヤフー、マイクロソフトも相次いで図書館構想を発表した。世界中の書籍についての情報を独占すれば、検索サービスのアクセス数を飛躍的に増加させ、そこから新しいビジネス・チャンスが生まれる可能性は十分ある。グーグルによる世界の書籍情報独占、ひいては検索サービス一人勝ちを阻むべく、ヤフー、マイクロソフトとも追随したわけである。


ブック検索をめぐる訴訟

 図書館プロジェクト開始前の2005年9月、米国において、作家協会(Authors Guild)と全米出版社協会 (Association of American Publishers)は、著作権侵害を理由にグーグルを訴えた。図書館プロジェクトでまだ著作権が切れていない書籍が提供された場合、ブック検索による表示方法は前述の(2)「スニペット表示」となり、検索ワードを含む数行の引用がなされるだけだ。しかし両協会は、そもそも図書資料をスキャンすることが著作物の複製にあたるとし、著作権が切れパブリックドメイン(公共財産)になったわけでもないのに書籍の複製を著作権者の同意なしに行うことは、著作権者の複製権を侵害すると主張した。これに対して、グーグルは図書館の資料をデジタル形式で複製、蓄積し、その一部を閲覧できるようにすることは、著作権法上認められたフェアユースにあたると反論した。マグロウヒルなどの出版社も2005年10月に同様の訴えを提起している。

 グーグルを訴えた作家協会と全米出版者協会は、ヤフーとマイクロソフトの図書館計画に対しては提訴していない。いずれも著作権保護期間切れのパブリックドメインの書籍しか対象にしていないからである。

 統計によって多少の違いはあるが、図書館の書籍のうち、著作権が明確なのは5〜10%以下、著作権の保護期間が切れて、パブリックドメインになっているものもせいぜい20%、残りの70〜75%以上は著作権について不明なもの、と言われている。

 この不明な著作物は「孤立作品(Orphan Works)」と呼ばれ、著作者の死亡年がはっきりせずパブリックドメインに帰属しているかどうかが分からないものや、著作権の保護期間内だが遺族や権利を譲渡された者の所在が不明なものなどが含まれる。

 図書館プロジェクトで、対象書籍をパブリックドメインの図書に限るか、著作権のある書籍や孤立作品まで含めるかはそれぞれの図書館との契約による。先に述べたように図書館がパブリックドメイン以外の作品を提供した場合はスニペット(抜粋)のみが表示されるが、著作権者がそれすら望まない場合は、グーグルに通知すれば、グーグルはブック検索の対象から外してくれる。いわゆるオプトアウト方式で著作権者への配慮を示すことによって、著作権のある書籍や孤立作品までカバーしようとしているわけである。

 グーグルが法的リスクを取ってでも、パブリックドメイン以外の領域に踏み込むのは、企業ミッション達成とソロバン勘定の両面からだろう。

 まず企業ミッションだが、グーグルの理念は世界の情報を体系化して、利用可能にすることにある。検索サービスでネット上の情報をアクセス可能にしたので、次は書籍情報をカバーしようというのがブック検索サービスに参入した理由だが、書籍情報の75%以上を占める孤立作品が欠落しては、企業ミッションを達成できない。

 そしてリターンについて。訴訟で勝てれば、図書館の70〜75%以上の書籍をカバーするパブリックドメイン外の市場で先行することができ、検索サービスでライバルに対して圧倒的優位に立つことができる。


グーグルの抗弁

 わが国の著作権法では、著作権が制限される場合を個別に列挙しているだけなので、それらに該当しなければ、どのような行為も著作権侵害となる。対称的に米国著作権法は、著作権者の排他的権利に対する一般的な例外条項として、フェアユースの抗弁を認めている。裁判所が著作権法に定める4要素(使用目的、著作物の性質、引用の量、市場に与える影響)を判断してフェアユースであると認めれば、著作権侵害にならない。

 グーグルはウェブ検索サービスに関しても、著作権侵害で2件の訴訟を提起されたが、いずれもこのフェアユースの抗弁が認められて、勝訴している。ウェブ検索では索引作成のためにグーグルのロボットが、ウェブサイトを定期的に巡回してウェブページの情報を収集し、グーグルのドキュメント・サーバーに一時保存(キャッシュ)する。原告はこの一時保存が著作権侵害にあたると主張したが、裁判所はグーグルのフェアユースの抗弁を認めた(詳細は国際商事法研究所発行「国際商事法務」2007年6月号掲載の拙稿「検索エンジンと米国著作権法(中−2)」参照)。 

 ブック検索の場合、書籍のスキャンは一時保存ではなく、永久保存になる。しかし、ウェブサイトは頻繁に更新されるという特性があるから、ロボットが定期的に巡回し、次回巡回時まで一時保存しているが、ウェブページが存続する限り直近の巡回時点の情報を常に保存している、という意味では、情報更新のない書籍の永久保存と大きくは変わらない。ウェブ検索のとき、2件とも裁判所は、この一時保存をフェアユースと認定したので、ブック検索でも索引作成のための中間複製がフェアユースと認められる可能性は十分ある。ただし、ウェブ検索のときの判決はネバタ州とペンシルバニア州の地裁判決なので、ブック検索に関して訴訟が提起されたニューヨーク州連邦地裁に対する拘束力はなく、同地裁が異なる判断を下す可能性もなくはない。

 訴訟提起から2年近く経過しているにもかかわらず、まだ地裁判決も出ていないが、グーグルは書籍をスキャンし、デジタル化する作業を着々と進めていることから、早期決着を図るべく、和解する可能性も十分あると見られる。

このコラムは日経デジタルコアによって企画・編集されています。
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2007年07月12日

義塾図書館、グーグルと連携

義塾図書館、グーグルと連携
蔵書デジタル化して公開
http://www.jukushin.com/article.cgi?h-20070702

 慶應義塾は7月6日、慶應義塾図書館がグーグルブック検索図書館プロジェクトに参加したと発表した。義塾はグーグルと共同で、義塾図書館が保有する蔵書のうち、著作権の保護期間が満了した書籍をデジタル化し、グーグルブック検索を通じて世界へ公開する。対象となる蔵書は、明治初期までに日本で発行した和装本と、明治・大正期・昭和前期の日本語図書の約12万冊。慶應義塾関係書籍については先行してデジタル化され、完了した資料から公開する。
 義塾がグーグルと連携する背景には、義塾がDMC機構の全学デジタルコンテンツ共有システムの構築や、SFCグローバルキャンパスなどで進める「デジタル時代の知の構築」がある。グーグルとの連携で、義塾の蔵書という知の資産のデジタル化とその公開が短時間で実現するため、「デジタル時代の知の構築」の強化、充実に繋がると考えられている。
 また今回の共同事業で、来館時の図書館サービスとネットワークを通じた図書館サービス双方を視野に入れたハイブリッド型サービスの進展が加速する。さらに、デジタル形態での図書資料の保存、発信が可能となり、義塾図書館が目標とする、ネットワーク普及に伴う図書館利用の変化に合わせた次世代図書館システムの構築に大きく貢献する。
 このプロジェクトには既にハーバード大学、オックスフォード大学など欧米の25機関が参加しており、義塾はアジア初の加盟となる。国際的な教育研究関係の連携進展が期待されており、特に欧米の主要大学との連携による義塾の国際的評価の向上も期待される。

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“Google図書館”と自治体の行政資料公開

“Google図書館”と自治体の行政資料公開
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/NPC/20070709/277057/?P=2
デジタルでアナログな共同体/小林 隆
2007/7/12

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 我が家では高校生の長女が期末試験の最中なので、ダイニングテーブルの上に教科書、ノート、参考書、それに先生からもらったプリントの類を散乱させて勉強している。彼女はダイニングテーブルで勉強する習慣がある。わからないことは家族に聞いてしまった方が手っ取り早いし、テレビを見ながら勉強することもできる。覚えることが嫌いな彼女にとって、人が集まってくるダイニング周辺は面倒な勉強に最適な空間なのだろう。

 今から10年以上前になるけれど、慶應義塾大学が取り組んだ「創造的ディジタルメディアの基礎と応用に関する研究」というプログラムのミーティングに初めて参加したときに※1、僕の隣に座った熊坂賢次先生が「これからはカンニング教育だよ! カンニング!」というので驚いた。

 その主旨はこうだ。人々の知識はコンピュータのハードディスクにどんどん収まりはじめている。人間の記憶機能はコンピュータが代替できるようになった。さらに、知識の詰まったコンピュータはインターネットでみんなつながって、検索エンジンも日進月歩だ。だから記憶を問う教育なんてのは意味がないというのだ。

 素早く過去の知識を検索、参照して、未来のための知識を創造する人材を育成することが大切だ。記憶を重視する勉強なんて、時間がもったいない。高校までの教育は、教科書や参考書、さらにはパソコンなんか全部持ち込み可にして、問題が出されたら素早くそれらを参照して答えを出す練習をした方がいい。そうした作業が円滑かつスピーディにできるようになったら、本当は年齢なんか関係なく早く大学に来て、社会に山積している「答えが見つかっていない問題」に取り組んでほしいというわけだ。

 なるほど、なるほど。それ以来、僕は、インターネットにいつでも接続可能で、たくさんの辞書や百科事典がインストールされたノートパソコンを抱えて歩くようになった。

 これまでは、インターネットには信頼できない情報もたくさんあった。でも、最近では、Googleブック検索なんていうサービスがスタートして、出版社が提供した本の数ページが読めるようになってきた。信頼に足りそうな本なら、そのまま図書購入サイトへ進むこともできる。こういうビジネスのモデルはザラにある。でも、僕がオッ!と思ったのは、Googleブック図書館プロジェクトの方である。これはハーバードやオックスフォード大学の図書館の蔵書が検索できて、著作権の切れた本なら全文がインターネットで読めるようになっているのだ。日本では慶應義塾大学がGoogle図書館プロジェクトと提携することを決めた。

 今ある本も読めたらもっといいのにと思う。そうしたら人間の知的生産性や創造性は何倍にも向上するだろう。著作権を守ることも必要だと思うけれど、著作権を守る価値が知的生産性や創造性を向上させる価値を上回るかどうかについては議論の余地が相当にある。僕自身は、ローレンス・レッシグ先生の創造性を妨げない著作権のあり方を問う活動や、「クリエイティブ・コモンズ」という新しい著作権管理の運動には賛同できる※2。

 で、そんなことを考えていたら、もっと身近で、僕たちにとって大切で公開可能な図書資料が、多くの地方自治体の図書館に眠っていることに気がついた。しかも、それらの資料には著作権はほとんどない。

 地方自治体の図書館には、自治体の総合計画などたくさんの計画書がある。計画書は、これから自治体が未来において何を目指し、何をしようと考えているのか、その方針を示したものだ。さらには、予算書も決算書も公開されている。予算書は、その年度の税収入をどのように使うかを決めたものだし、決算書はそのお金がどのように使われて、どのような成果があったのかを示すものだ。議会の議事録を見れば、今自治体で問題になっている内容が一目でわかる。

 議会開催の数カ月後には図書館で全部資料は公開されるはずだ。それに、それぞれの自治体の図書館には、その街の史料も編纂され保存されている。そうした資料は全部インターネットに公開するべきである。

 それらの資料は、きっと、自治体の知的資産となるばかりでなく、人間社会全体の知的資産として活用される可能性がある。公立図書館のみなさん、是非ともこうした資料のインターネットへの公開を検討してほしい。そして、Google図書館プロジェクトのみなさん、大学の主要な図書館が参加するようになったら、次は日本の公共図書館にもその触手を伸ばしてほしい。

 情報社会は知的生産と創造の時代だ。人生という短い時間を記憶に費やしている暇はない。

【注】

※1 これはCOEプログラムとして実施されました。COEとはCenter of excellenceのことで、世界レベルの中核的研究機関を創ろうという文部科学省のプログラムです。現在では、21世紀COEプログラム、さらには、グローバルCOEプログラムへと進んでいて、各大学は、このプログラムに採択されるために必死になって競争を繰り広げています。【本文に戻る】

※2 ローレンス・レッシグの本はたくさん出版されていますが、例えばfree-cultureという本は、出版物として本屋さんで売られていますが、流通コストのかからないインターネットなら、全文を読むことができる著作権の運用がなされています。だから、音読のボランティアが読み上げたファイルがインターネットに公開されて、目の見えない人の役に立つなんていうことが起こります。また、レッシグの活動に賛同して、日本でもクリエイティブ・コモンズ・ジャパンの活動が起こっています。【本文に戻る】
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2007年07月10日

慶応大学とグーグルが提携、蔵書12万冊を電子化してネット公開(グーグル)

慶応大学とグーグルが提携、蔵書12万冊を電子化してネット公開(グーグル)
http://www.ipnext.jp/news/index.php?id=1639
[2007/07/10]


 慶應義塾大学はこのほど、米グーグルと提携し、同大学の図書館が保有する蔵書12万冊を電子化してインターネット上で公開することを発表した。グーグルのブック検索図書館プロジェクトに参画するのは、日本の図書館として初めて。
 両社は今後、慶應義塾図書館にある200万冊以上の書籍のうち、著作権の保護期間の切れた書籍を対象として、書籍の電子化に取り組む。電子化された書籍は「Google ブック検索」により、世界中で閲覧可能になる。
 慶應義塾図書館長の杉山伸也氏は、「グーグルの図書館プロジェクトにより、電子化された慶應大学の蔵書が、国際的にも広く利用され、世界の研究や教育の進展に貢献できることをうれしく思う」とコメントしている。
 Google ブック検索には、書籍の販売促進を目的とした「パートナープログラム」と、著作権の保護期間の切れた書籍を対象にスキャンした「図書館プロジェクト」の2つのプロジェクトがある。
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2007年07月09日

慶大、米グーグルと提携−蔵書12万冊をデジタル化し今夏ネット公開

慶大、米グーグルと提携−蔵書12万冊をデジタル化し今夏ネット公開
2007年07月09日
朝日新聞
http://www.asahi.com/digital/nikkanko/NKK200707090019.html

 慶応義塾大学は米グーグルと提携し、大学の図書館が保有する蔵書約12万冊をデジタル化してインターネット上に公開する。

 図書館の全蔵書約427万冊のうち著作権の保護期間が終了した本を対象に、江戸時代中期の希少本や福沢諭吉の著書なども含む学術書を世界に向けてお披露目する。

 パソコンの画面でページをめくりながら読める電子版図書で、今夏から順次公開する。今後も貴重な書物を中心に公開数を増やしていく。

 グーグルが進める「グーグルブック検索図書館プロジェクト」に慶大が参加する形態で、当初の契約期間は6年。グーグルはこれまで米ハーバード大学や英オックスフォード大学など欧米の26機関と共同で数百万冊をすでに公開している。アジア地域の参加は慶大が初めてとなる。

 慶大はこれを弾みに国際的な教育価値の向上を目指し、「知の創造と流通、促進を通じてデジタル時代の“知の構築”をリードする」(安西祐一郎慶大塾長)のが狙い。日本の重要書物を世界に広く公開することで、日本研究の進展にも寄与できるとみている。
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本の使い方とGoogle ブック検索

本の使い方とGoogle ブック検索
http://rblog-biz.japan.cnet.com/koba_news/2007/07/google_e9e3.html
木場雄一郎のニュース分析で鍛えるビジネス筋肉
ビジネスマンのための頭の体操
ブロガー : 木場 雄一郎
投稿時刻:2007年07月09日(月) 14時25分

Googleが書籍検索サービス「Google ブック検索」日本語版の提供を開始した。

更に慶応義塾大学図書館が「Google ブック検索」への参加を発表。同図書館の蔵書のうち、著作権保護期間の過ぎた約12万冊がデジタル化されるという。
→Google、ブック検索で慶応義塾大学図書館と連携--図書館はアジアで初の参加(CNET Japan)

書籍の本文が見られるサービスとしては、Amazonが「なか見!検索」サービスとして先に提供を開始しているが、両社のサービス設計思想は大きく異なる。

私の推測だが、この設計思想の差は書籍の利用の仕方から来るのではないだろうか。

私の書籍利用は大きく二通りに分かれる。
ひとつは純粋に読書として、本の始めから終わりまでを読む使い方。
小説などストーリー性があるもの、何か知らないことを系統立てて初めから学びたいとき、基礎体力を養うように知識を蓄積したい時などはこの読み方をする。
一般的に本を読む際はこの使い方が多いのではないだろうか。

もうひとつは文章を書くときに参照文献として使う場合。
論文などに引用したくて、特定の情報を探しているときなどはこの使い方となる。
以前に読んだ本であれば記憶を頼りに、読んだことがない本なら目次や索引を頼りに、自分か書いている文章にぴったりのフレーズを探すことになる。
本を読むのではなく、使うのだ。

Amazonの「なか見!検索」は前者の使い方を前提に本を探す場合には有効だ。
小説であれば出だしの数ページを読めば、休日を費やして読むに値する本かどうか分かるし、実用書であれば目次を見れば自分の興味あるトピックをカバーしているかどうか分かる。
しかし数ページのみを見られるAmazonの「なか見!検索」では後者の使い方はできない。どこに書かれているのか分からない特定フレーズを探し出すには書籍の全文が検索できなくてはならない。Googleの「ブック検索」はそのような使い方を想定しているのだろう。

大学などで卒業論文を書いた方は、図書館の膨大な蔵書の中から、論文に引用したい情報を探し出すのに苦労したのを覚えているだろうか。書籍の全文がデジタル化されていれば、ウェブサイトを検索するように、簡単に欲しい情報を探し出せるはずだ。
多くのエンジニアが博士号を持つGoogleがそのような思想でプロダクト開発をするのは、非常に素直で分かりやすい。

現在の書籍検索は、ちょうど10年ほど前の初期のウェブ検索に似ている。
ウェブページのタイトルと概要だけが検索の対象だったアレだ。
当時の限定的な情報でのウェブ検索と、現在のような全文検索とには比べ物にならない検索クオリティの差が存在するのは我々の記憶にも実体験として残っている。
Googleの書籍全文検索がウェブ検索と同じように、書籍というハイクオリティの知の検索に革新的な進歩をもたらしてくれることを願う。

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慶應義塾図書館が「Google ブック検索」のパートナーに

慶應義塾図書館が「Google ブック検索」のパートナーに
MarkeZine編集部 [著]
http://markezine.jp/a/article/aid/1426.aspx
2007年07月09日 11:56


 書籍の内容を検索できる「Googleブック検索」のベータ版を7月5日にスタートしたGoogleだが、翌日6日に、慶應義塾図書館が日本の図書館としては初めて、「Google ブック検索 図書館プロジェクト」のパートナーに加わったことを発表した。

 慶應義塾図書館には 200 万冊以上の書籍があるが、今後、著作権の保護期間の切れた書籍約 12 万冊を対象として、Google と慶應義塾図書館は協同して書籍のデジタル化に取り組む。いずれ世界中のユーザーが、「Google ブック検索」で検索をすることにより、書籍の閲覧をすることが可能になる。

 Google ブック検索は、世界中の書籍に含まれた人類の英知を検索可能に使用という取り組み。書籍は 2 つの方法でデジタル化されている。1つはパートナープログラムというもので書籍の販売促進のために出版社から書籍を譲り受け、一部のページのみ閲覧可能とするもの。もう1つは図書館プロジェクトであり、著作権の保護期間の切れた書籍を対象にスキャンを行っている。ブック検索は、これら 2 つの取り組みを通して、ユーザーに、他の方法では決して見つけられなかった書籍の情報を提供する。

 慶應義塾図書館長の杉山伸也氏は、Googleプレスセンターの発表資料の中で、「Google の図書館プロジェクトにより、デジタル化された慶應の蔵書が、国際的にも広く利用され、世界の研究や教育の進展に貢献することができます。これは、創立者福澤諭吉が 明治時代に情報やメディアの重要性をいちはやく認識して時代を先取りしたことを考える と、まさに慶應が日本で率先して行なうのに相応しいプロジェクトです」と述べている。
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2007年07月08日

慶大とグーグル、図書館蔵書のネット公開で提携

慶大とグーグル、図書館蔵書のネット公開で提携
http://www.yomiuri.co.jp/net/news/20070709nt0e.htm
2007年7月8日
読売新聞

 慶応大学は、インターネット検索サービス大手のグーグルと提携し、学内図書館に所蔵する古書約12万冊を電子データ化し、インターネットで公開することを決めた。

 データ化するのは、室町〜江戸時代にかけて作られた御伽草子(おとぎぞうし)など和装本9万冊と、明治から昭和初期の文献3万冊。著作権保護期間が終わった、これらの本を撮影し、文字の読み取り処理をしてデータ化する。作業はグーグルが担当し、8月から開始、作業を終えたものから順次公開していく。

 慶応大の図書館は一般に公開されていないため、文献を見られるのは大学関係者や一部の研究者に限られていた。今回の作業でだれでも簡単に本を探し、閲覧できるようになる。

(2007年7月8日 読売新聞)
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2007年07月07日

グーグルと慶應義塾 蔵書検索で提携 12万冊、世界に公開

グーグルと慶應義塾 蔵書検索で提携 12万冊、世界に公開
FujiSankei Business i. 2007/7/7
http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200707070012a.nwc

 グーグル(東京都渋谷区)と慶應義塾大学などを運営する学校法人の慶應義塾(東京都港区)は6日、慶應義塾図書館の蔵書約12万冊を、グーグルの書籍検索サービスで公開することで合意したと発表した。

 大学との提携は、米グーグルが欧米ですでに行っているが、アジアでは初。蔵書を世界に公開して情報発信したい慶應と、サービスの拡充を図りたいグーグルの思惑が一致した。

 今夏から創立者である福沢諭吉の書籍などを試験的にデジタル化し、創立150周年にあたる来年の「1月10日(諭吉の誕生日)までに数百冊の公開を目指す」(杉山伸也慶應義塾図書館長)。

 その後、数年をかけて順次公開冊数を拡大する。対象は著作権が切れた明治から昭和前期までの日本語図書などで、全文が閲覧できる。

 一方、米グーグルは米ハーバード大学やスタンフォード大学、英オックスフォード大学など25大学と提携しており、数百万冊の書籍をネット上で公開している。

 今回の提携は、5日にグーグルが日本で開始した図書検索サービス「グーグルブック検索」の一環。同サービスは図書館の蔵書のほか、出版社による書籍の紹介も行われ、日本でもすでに複数の出版社が参加。サイト上で新刊本などの一部が閲覧できる。

 会見したグーグルの村上憲郎社長は「グーグルの使命は世界中の情報を整理し、ユーザーがアクセスできるようにすること。本は人類の知の遺産であり、慶應義塾に感謝したい」と述べた。慶應義塾の安西祐一郎塾長も「歴史的価値が高いこれら蔵書の公開は、世界においても重要な意味を持つ」と語り、今回の提携の意義を強調した。

 会見には米グーグル幹部も参加し、パソコンがあれば世界中の図書を閲覧できる同サービスの価値をアピールした。

 図書館、出版社とも、同サービスでの書籍の紹介は無料。グーグルはサービスの付加価値を高めることで、同社サイトの利用者増も図る狙いがある。
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2007年07月06日

Google、ブック検索で慶応義塾大学図書館と連携--図書館はアジアで初の参加

Google、ブック検索で慶応義塾大学図書館と連携--図書館はアジアで初の参加
2007/07/06 17:05
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20352355,00.htm
CNET Japan

 Googleは7月6日、書籍検索サービス「Googleブック検索」において、慶応義塾大学と提携すると発表した。日本の図書館でGoogleブック検索の図書館プロジェクトパートナーに加わるのは初めて、またアジアでも初の参加となる。慶應義塾大学図書館の蔵書のうち著作権保護期間の切れた書籍約12万冊を対象として書籍のデジタル化に取り組む。

左から安西祐一郎慶応義塾長、アダム・スミスGoogle Inc.プロダクト・マネージメント・ディレクター、村上憲郎Google Japan Inc.代表取締役社長 今回の提携は、Googleが推進する「Google ブック検索図書館プロジェクト」の一環。GoogleはGoogleブック検索で利用する書籍データを得るために、出版各社と「Google ブック パートナー」という契約を結び、図書館とはGoogle ブック図書館プロジェクトを推進している。

 慶応義塾大学では、蔵書の中から明治から昭和初期の日本語の書籍約3万冊と御伽草子などの和装本約9万冊の計約12万冊を提供し、Googleとともに電子化に取り組む。特に福沢諭吉の文書などを電子化するという。

 慶応義塾大学では、1996年からさまざまなプロジェクトでデジタルコンテンツの共有化に取り組んでいる。2008年に創立150年を迎えるにあたり、記念事業の一環として今回のGoogleブック検索との提携を決めたという。

 慶応義塾長の安西祐一郎氏は「デジタル時代のグローバルな知の創造、流通、利用、構築をリードしていきたい」と語る。

 現在、Google ブック検索には全世界で1万社以上の出版社、25の図書館が参加している。

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慶應義塾図書館、Google ブック検索に参加、著作権切れ書籍をネット公開

慶應義塾図書館、Google ブック検索に参加、著作権切れ書籍をネット公開
http://japan.internet.com/busnews/20070706/4.html
2007年7月6日 15:00
著者: japan.internet.com 編集部

Google は、2007年7月6日、慶應義塾図書館が、日本の図書館としては初めて、Google ブック検索 図書館プロジェクトのパートナーに加わったことを発表した。

慶應義塾図書館には200万冊以上の書籍があるが、今後、著作権の保護期間の切れた書籍約12万冊を対象として、Google と慶應義塾図書館が協同して書籍のデジタル化に取り組む。

これにより、世界中のユーザーが、Google ブック検索で検索をすることにより、書籍の閲覧が可能となる。

Google ブック検索では、書籍は2つの方法でデジタル化されている。1つはパートナープログラムであり、これは書籍の販売促進のために出版社から書籍の提供を受け、一部のページのみ閲覧可能とするもの。もう1つが図書館プロジェクトであり、著作権の保護期間の切れた書籍を対象にスキャンを行っている。

慶應義塾図書館は、図書館プロジェクトに参画する 日本で初めての図書館であり、Google ブック検索ライブラリ図書館プロジェクトの26番目の図書館となる。
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「グーグルブック」日本語版がスタート

「グーグルブック」日本語版がスタート
文字列検索、ネットで書籍購入OK
FujiSankei Business i.
2007/7/6
http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200707060036a.nwc

 グーグルは5日、書籍の中身を無料で検索できる「グーグルブック検索」の日本語版(http://books.google.co.jp/)サービスを始めたと発表した。出版社や図書館などと提携し、許諾を得た作品をグーグルがデジタル化する。2004年秋から始まったこのプロジェクトには、全世界で1万社以上の出版社が参加し、100万冊以上の書籍が検索可能となっている。

 例えば「携帯電話」と入力、検索すると、題名に該当単語がなくても、文中に「携帯電話」の文字を含む569冊(5日時点)がヒット。目次や本文を参照して目的の書籍を見つけやすくなる。

 表示は出版社や著作権者の希望する形にする。(1)全文表示(2)数ページの部分表示(3)検索語句の前後の文章の抜粋表示(4)題名、著者名のみの情報表示−の4パターンあり、出版社は、書籍ごとに表示スタイルを変えることができる。

 見つけた書籍はパソコン上での閲覧のほか、オンライン書店で購入できる。英語版では所蔵している図書館の検索もできる。

 グーグルは「販売されていない書籍も情報源化できるほか、出版社も埋もれている書籍を売ることができる」とメリットを強調。デジタル化されていない古文書などのデータベースも進めるとしている。
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米グーグル、図書電子化で慶大と提携・ネットで閲覧可能に

米グーグル、図書電子化で慶大と提携・ネットで閲覧可能に
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20070706AT1D0606R06072007.html
NIKKEI NET
2007/7/6

 米グーグルは6日、図書データを電子化してインターネットで閲覧できるようにすることで、学校法人慶応義塾(安西祐一郎塾長)と提携すると発表した。主に慶応大学・三田キャンパスの図書館が保管する約12万点の蔵書について早ければ7月中にも電子化を開始、順次公開する。グーグルが欧米諸国以外の図書館と提携するのは今回が初めてという。

 電子化に必要な費用は全額グーグルが負担、取り込んだ文書データに文字認識処理を施してネットで検索可能にする。著作権の保護期間の終了した明治から昭和初期にかけての図書約3万冊と、和装本などの資料約9万点が対象。福沢諭吉の著作も含まれる。

 例えば利用者がグーグルのホームページで「福沢諭吉」と入力、検索すると、図書館の関連蔵書リストが示され、蔵書の内容もネット上で閲覧できるようになる。(21:24)

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Google、ブックフェアで「Google ブック検索」のデモ実施

Google、ブックフェアで「Google ブック検索」のデモ実施
2007/07/06
http://journal.mycom.co.jp/news/2007/07/06/041/
マイコミジャーナル

Googleは、5日から東京ビックサイトで開催されている東京国際ブックフェアで「Google ブック検索」のデモを実施している。「Google ブック検索」は「Google Book Search」の日本語版で、タイトルのみでなく、本文のキーワード検索にも対応した「本文が閲覧できる」書籍の検索サービス。検索結果とともに、書籍を購入できるオンライン書店へのリンクも表示される。

ブックフェアのGoogleのブースでは、説明を熱心に聞き入る出版関係者の姿が多く見られた。デモでは実際に、まず書籍をキーワードで検索する様子を実演した後、サービスの説明に入った。Googleは話題作だけではなく、一般には知名度の低い書籍も検索しているとして、このサービスがさまざまな書籍の販売促進に効果があることをアピール。

また、本文を閲覧できることが話題になっている「Google ブック検索」だが、書籍を見つけるためのツールであり閲覧には一定の制限が設けられていること、書籍の追加、削除は出版社の意思で行えることなど、著作権者への配慮を強調した。
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慶應義塾図書館が Google ブック検索 図書館プロジェクトのパートナーに

慶應義塾図書館が Google ブック検索 図書館プロジェクトのパートナーに
Googleプレスセンター
2007年7月6日
http://www.google.co.jp/press/pressrel/20070706.html

本日、慶應義塾図書館が、日本の図書館としては初めて、Google ブック検索 図書館プロジェクトのパートナーに加わりました。慶應義塾図書館には 200 万冊以上の書籍がありますが、今後、著作権の保護期間の切れた書籍約 12 万冊を対象として、Google と慶應義塾図書館は協同して書籍のデジタル化に取り組みます。いずれ世界中のユーザーの皆様が、Google ブック検索で検索をすることにより、書籍の閲覧をすることが可能になります。

Google ブック検索は、世界中の書籍に含まれた人類の英知を検索可能に使用という取り組みですが、書籍は 2 つの方法でデジタル化されています。一つはパートナープログラムであり、これは書籍の販売促進のために出版社から書籍をいただき、一部のページのみ閲覧可能とするものです。もう一つが図書館プロジェクトであり、著作権の保護期間の切れた書籍を対象にスキャンを行っています。ブック検索は、これら 2 つの取り組みを通して、ユーザーの皆様には、他の方法では決して見つけられなかった書籍の情報を提供し、出版社ならびに著者の皆様には、新たな読者を獲得する手段を提供しようとしています。

慶應義塾図書館長の杉山伸也氏より、このプロジェクト開始にあたり、以下のコメントをいただいています。

「創立 150 年を間近に控えたこのタイミングで、Googleというパートナーを得られたことを嬉しく思います。Google の図書館プロジェクトにより、デジタル化された慶應の蔵書が、国際的にも広く利用さ れ、世界の研究や教育の進展に貢献することができます。これは、創立者福澤諭吉が 明治時代に情報やメディアの重要性をいちはやく認識して時代を先取りしたことを考える と、まさに慶應が日本で率先して行なうのに相応しいプロジェクトです。」

本日は、慶應義塾図書館とのパートナーシップを発表する記念すべき日となりました。慶應義塾図書館は、図書館プロジェクトに参画する日本で初めての図書館であり、Googleブック検索ライブラリ図書館プロジェクトの26 番目の図書館になります。

詳細については、http://books.google.co.jp をご覧下さい。
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Google ブック検索に慶應義塾図書館が参加。書籍12万冊をデジタル化

Google ブック検索に慶應義塾図書館が参加。書籍12万冊をデジタル化
BroadBandWatch
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/18726.html
2007/07/06

 グーグルは6日、書籍の全文を検索できる「Google ブック検索」の図書館プロジェクトに、日本の図書館として初めて慶應義塾図書館がパートナーに加わったと発表した。

 Google ブック検索は、日本では7月2日にベータ版提供が開始された書籍の検索サービス。書籍データは、パートナーシッププログラムを結んだ出版社と、図書館プロジェクトに参加する図書館から提供を受けている。

 グーグルと慶應義塾図書館は、慶應義塾図書館にある200万冊以上の書籍のうち、著作権の保護期間が消滅した約12万冊を対象にデジタル化作業を行なっていくという。グーグルではこれにより、世界中のユーザーがGoogle ブック検索から、これらの書籍を閲覧できるようになるとしている。

 日本国内の図書館で図書館プロジェクトに参加するのは、慶應義塾図書館が初めて。また、世界では26番目に参加する図書館になる。杉山伸也館長は、「創立150年を間近に控えたタイミングで、Googleというパートナーを得られたことを嬉しく思う」とコメント。「デジタル化された慶應の蔵書が、国際的にも広く利用され、世界の研究や教育の進展に貢献できるようになる」と述べている。

■ URL
  Google ブック検索
  http://books.google.co.jp/
  慶應義塾図書館
  http://www.mita.lib.keio.ac.jp/
  グーグル ニュースリリース
  http://www.google.co.jp/press/pressrel/20070706.html
  慶應義塾 ニュースリリース(PDF)
  http://www.keio.ac.jp/pressrelease/070706.pdf


(村松健至)
2007/07/06 15:28
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米グーグル、図書電子化で慶大と提携・ネットで閲覧可能に

米グーグル、図書電子化で慶大と提携・ネットで閲覧可能に
http://it.nikkei.co.jp/internet/news/index.aspx?n=AS1D0606R%2006072007
2007/7/6
NIKKEI NET

 米グーグルは6日、図書データを電子化してインターネットで閲覧できるようにすることで、学校法人慶応義塾(安西祐一郎塾長)と提携すると発表した。主に慶応大学・三田キャンパスの図書館が保管する約12万点の蔵書について早ければ7月中にも電子化を開始、順次公開する。グーグルが欧米諸国以外の図書館と提携するのは今回が初めてという。

 電子化に必要な費用はグーグルが全額負担、取り込んだ文書データに文字認識処理を施してネットで検索可能にする。著作権の保護期間の終了した明治から昭和初期にかけての図書約3万冊と、和装本などの資料約9万点が対象。福沢諭吉の著作も含まれる。

 例えば利用者がグーグルのホームページで「福沢諭吉」と入力、検索すると、図書館の関連蔵書リストが示され、蔵書の内容もネット上で閲覧できるようになる。

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本文のキーワードで本を検索…グーグルが新サービス

本文のキーワードで本を検索…グーグルが新サービス
http://www.yomiuri.co.jp/net/news/20070706nt06.htm
2007年7月6日
読売新聞

 インターネット検索大手の米グーグルは5日、書籍の本文に含まれるキーワードから、書籍の題名などを検索できる日本語版のサービスを始めた。

 同様のサービスは2004年に米国で始まり、現在、世界の100万冊以上を検索できる。日本語版は10か国目で、「グーグルブック検索」(http://books.google.co.jp/)に接続して検索する。

 検索の結果、書籍の内容も表示されるが、その分量は全ページの20%で、印刷やコピーはできない。

(2007年7月6日 読売新聞)
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