2007年07月07日

グーグルと慶應義塾 蔵書検索で提携 12万冊、世界に公開

グーグルと慶應義塾 蔵書検索で提携 12万冊、世界に公開
FujiSankei Business i. 2007/7/7
http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200707070012a.nwc

 グーグル(東京都渋谷区)と慶應義塾大学などを運営する学校法人の慶應義塾(東京都港区)は6日、慶應義塾図書館の蔵書約12万冊を、グーグルの書籍検索サービスで公開することで合意したと発表した。

 大学との提携は、米グーグルが欧米ですでに行っているが、アジアでは初。蔵書を世界に公開して情報発信したい慶應と、サービスの拡充を図りたいグーグルの思惑が一致した。

 今夏から創立者である福沢諭吉の書籍などを試験的にデジタル化し、創立150周年にあたる来年の「1月10日(諭吉の誕生日)までに数百冊の公開を目指す」(杉山伸也慶應義塾図書館長)。

 その後、数年をかけて順次公開冊数を拡大する。対象は著作権が切れた明治から昭和前期までの日本語図書などで、全文が閲覧できる。

 一方、米グーグルは米ハーバード大学やスタンフォード大学、英オックスフォード大学など25大学と提携しており、数百万冊の書籍をネット上で公開している。

 今回の提携は、5日にグーグルが日本で開始した図書検索サービス「グーグルブック検索」の一環。同サービスは図書館の蔵書のほか、出版社による書籍の紹介も行われ、日本でもすでに複数の出版社が参加。サイト上で新刊本などの一部が閲覧できる。

 会見したグーグルの村上憲郎社長は「グーグルの使命は世界中の情報を整理し、ユーザーがアクセスできるようにすること。本は人類の知の遺産であり、慶應義塾に感謝したい」と述べた。慶應義塾の安西祐一郎塾長も「歴史的価値が高いこれら蔵書の公開は、世界においても重要な意味を持つ」と語り、今回の提携の意義を強調した。

 会見には米グーグル幹部も参加し、パソコンがあれば世界中の図書を閲覧できる同サービスの価値をアピールした。

 図書館、出版社とも、同サービスでの書籍の紹介は無料。グーグルはサービスの付加価値を高めることで、同社サイトの利用者増も図る狙いがある。
posted by gljblog at 00:00| 慶応さん+日本のGoogle Book Search | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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