2007年10月07日

Google Book Searchにお勧め本機能

Google Book Searchにお勧め本機能
2007年09月28日
ITMedia News
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0709/28/news025.html

 米Googleは9月26日、Google Book Searchのメインページに新機能を追加したことを明らかにした。特に目的なく書店に立ち寄ったときに役立つ「お勧めコーナー」のような役割をはたす。

 推奨本として並ぶのは4分野で、「Interesting」にはBook Searchのアルゴリズムが選んだ本、「Classics」にはパブリックドメインで人気のある本、「Highly cited」には学術分野で頻繁に利用されている本、「Random subjects」にはランダムに選択された分野の本が並べられる。これらのサンプル本はページを更新するたびに毎回変化するという。

 Googleはまた、左側のナビゲーションバーに分野別のサブジェクトリンクを追加した。これにより、分野や関心あるテーマで本を探したり、分野とキーワードを組み合わせて検索するなど、より効率的に本を探せるようになるとしている。
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2007年10月03日

12万冊データ化、グーグルと慶大図書館が連携

12万冊データ化、グーグルと慶大図書館が連携
2007年10月3日
読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20071003ur01.htm

 インターネット検索サービス大手のグーグルが貴重な書籍のデジタル化に乗り出した。7月に慶応大とデジタル化契約を結び、まずは大学の所蔵本に狙いをつける。

 大学は巨額の費用がかかる独自のデジタル化には及び腰で、グーグルとの提携は魅力的だが、文化財の囲い込みにつながりかねないという警戒感も根強い。

 グーグルは既に、スタンフォード大、オックスフォード大、ニューヨーク公共図書館など26機関と提携した。図書館側が無償で蔵書をグーグルに貸し出して、グーグルが本をスキャン、デジタル画像として保存・公開する。

 アジアで初めて提携した慶応大の場合も同様で、グーグルは、同大が所蔵する著作権の保護期間(著者の没後50年)が終了した蔵書12万冊を読み取り、デジタルデータ化して、自由に検索できるようにする計画だ。

 慶応大はこれまでに数億円規模の予算を投じ独自に貴重本10万ページ以上をデジタル化してきた。しかし、実績豊富でノウハウを持つグーグルは「大学より格段に安いコストで、デジタル化できる」(徳生裕人プロダクトマネジャー)と自信を持つ。

 慶応側にとっても、グーグルがデジタル化したデータは自分のサイトで自由に公開できるので、図書館、グーグル、利用者の三者がともに恩恵を受けられる構図だ。

 しかし、グーグルが公共財とも言える古文書や貴重本のデジタル化を推し進めることには、文化の囲い込みになりかねないという懸念もある。欧州委員会は2005年に「EUデジタル図書館構想」を発表したが、この公的な計画が持ちあがった背景には、アメリカによる文化支配や経済支配への反発があった。

 ただ、財政難の図書館に、デジタル化の負担は重い。国立国会図書館は「近代デジタルライブラリー」事業を進めているが、2007年度予算は8100万円、1万1500冊分で、明治から昭和前期までの蔵書39万冊のデジタル化は思うように進んでいない。東京大も、デジタル化に投入できる予算は、年間1000万円ほど。今後50年で数百億円必要というデジタル化費用を調達できるめどは立っていない。西郷和彦・東大付属図書館長は「学内では反対意見も強いが、古書はどんどん傷んでいく。お宝をしまっておいても仕方がないのでは」と、外部との提携を模索する。

(山田哲朗)

(2007年10月3日 読売新聞)
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